山伏および大谷嶺(行田山)

所属市町村 早川町
掲載される地形図 梅ヶ島(2万5千分の一)
所属山域 南アルプス安倍山系
標高 2014M
山行回数 1回
  2000年11月 4日
携帯電話
確認してませんm(_._)m

下は、当日の歩行記録を地図上に展開したデータをカシミール上で画像化したものです。山伏のカシミール歩行画像です 
歩行時間

行田山登山口 行田山山頂 10時 12時   
  昼食後   
行田山 山伏 12時15分 14時45分  
山伏 行田山登山口 15時 16時30分 林道経由

道案内(基本的にマイカー使用)(ヤフーの地図ではこの辺/行田山(大谷嶺は地図に記載なし))
国道52号線を南下し、中富町身延町の境目あたりの交差点「飯富」の交差点を早川町方面へ右折する。

とりあえず早川町方面を目指して進む。南アルプス公園線をしばらく道なりに走る。七面山の入り口などの看板を横目に見ながら進んでいきます。途中からかなり細い道路になってくるので要注意。また、地元の人と思われる軽トラックがかなりの勢いですれ違うこともある。
途中出てくるヴィラ雨畑の看板を目印に走ることにする。ヴィラ雨畑の手前のT字路?で右の方へ行けば笊ヶ岳など私にはまだまだ手に負えそうもない山への道。左へ行けば目的地の行田山方面。

雨畑の集落を通り過ぎ、井川雨畑林道の看板を見てさらに奥に進む。途中から舗装が無くなることもある上に、工事現場を横切ることも(2000年11月現在のことです)あります。
飯富の交差点から行田山登山口まで2時間を少し超えるくらい。これ以上早く行ける人はかなり林道慣れしているのでは?やはりセダン系の車では少々難所。やはり軽自動車で十分なので4WDが欲しい。

まもなく、早川町が整備した大谷嶺(行田山)の登山口。車は結構置けるのでは?十数台は大丈夫だろう。ここはご存じの方も多いと思うが標高2000mと西暦2000年をかけていて、整備をした場所である。山頂には今はどうか知らないがポストがあって所定の書式に記入して投函すると、登頂記念をもらえたらしい。私はもらうのをすっかり忘れていました。

この林道は、冬季の閉鎖があります。だいたい12月上旬から翌年5月下旬までの期間です。詳細は早川町役場に問い合わせると良いと思います。

山行
登り口から、ずんずん登っていく。当面はあまり展望は良くなかったよう。七面山などが見えたのだろうか?山を見て、何という名前かまだまだわからなくって、紹介できずすみません。

しばらく登ると大谷嶺と八鉱嶺の分岐点に出る。ここまでが1時間20分。そこから、しばらく歩いたところで振り返るとすばらしい富士山を見える場所があります。ただ登っていくだけでは気づけないですよ。確か富士見の看板があったので見落とさない限り大丈夫だと思いますが。そこからもう少し、大谷嶺山頂。当日は結構人がいました。少し狭いかな、と言う感じでした。笊ヶ岳などの山々を見ることができました。静岡県側にはすばらしい雲海も!!登ってみないと見ることができないすばらしい風景ですね。

昼食をとって、すぐに山伏を目指す。いきなり急な下り、登りを繰り返すコース。静岡県側から行田山を目指すのは結構大変ではないのかな?新窪乗越でなんとか休憩。ここが静岡県側からの登り口になるのだろうか、と思いつつ、さらに歩を進める。途中すれ違う人に山伏はどのくらいと聞くともう少し、と言われたが、歩くとなかなかつかない。ひたすら歩いて、泣きが出たり怒ってみたり、山伏の山頂直前ではもう足があがらなくなって、歩くのがおぼつかない状態にまでなってました(あ〜情けない)。

山伏山頂ではもう夕方も間近の時間。とはいえ、人もそこそこいて記念撮影を撮っている人。犬を連れている人などなど。ここで休憩をとる。かなり軽装の人もいる。そんなに簡単に来れるものなのか???


大笹峠側へ降りる。もう行田山の方へ戻る気はしない。また難行苦行を繰り返したくないと、林道側へ降りることに。林道ならそんなにアップダウンもないだろうと言う計算。

山伏から林道へは十数分で降りることができた。かなり急ではあったが。降りてすぐに山伏登山口とあるが、急ではあっても1時間かかることはあるまい。それに静岡県側は舗装されていて、かなり整備された林道のように見えた。山伏だけなら簡単に登れるのか、と納得しつつ駐車場へ戻ることに。

アップダウンが少ない分、何とか歩ききった。途中親切な人が車に乗っていかないか、と声をかけていただいたが、あまりきれいな格好でもないし、歩ききりたかったので遠慮させていただいた。しかし、楽はしたかったんだよなぁ。

駐車場に戻るとほとんど車がない。ほとんどの人が、行田山の往復だけだったのだろうか。山伏につく直前くらいに行田山に向かっている人もいたが、どうしたのだろうか?

残っている車は工事関係者の車と自分たちの分くらい。あたりもだいぶ薄暗くなってきた。暗い林道を走るのは好きじゃないんだろうなぁと思いつつ帰路についた。


感想
現時点では一番長く歩き、まとまった休憩時間も少なかった山行です。まあ、少し歩いては少し休憩と言うことでもあったのですけど。これ以降長い冬休みを過ごしてしまい。足の筋力も落ちてしまったようで、今年(2001年)はあまり長い距離を歩いていません。

それから、下調べはすべきでしたね。いや調べるには調べたが、足りなかったことが反省点。行田山から山伏までの距離を甘く見積もっていたことが疲れを余計に増やしてしまった。地図を見れば距離はわかるのだろうが、それが感覚として身に付いていなかったことで、先の見通しが立たないことからくる不安感で余計に疲れてしまったのでは無いだろうか・・・。


TOPへ
百名山INDXへ
2004/01/08:画像を入れ替えました
2005/08/24:山データを表形式化、見出し文字を強調(色、大きさ)